やさしくかがやく大富豪3Dの制作裏

Posted: 2024-04-13 / Modified: 2024-04-13

制作する時に考えたことなど。

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ゲームの概要

やさしくかがやく大富豪3Dの概要

音楽の解説ページ（仮置き）

やさしくかがやく大富豪3Dの音楽

概要

初めての3Dゲーム制作です。自分のキャラクターが登場するゲームを作るという夢がいったんは叶いました。

Panda3Dにした理由

3Dゲームを作るためにゲームエンジンを使う事があります。3D対応のゲームエンジンは Unity, Unreal Engine, Godot などがありますが、私はPanda3Dにしました。

Pythonが使える
Panda3Dはユーザーが少なく「アフィカス」「情報商材屋」「インプ稼ぎのための低品質な記事」が少ない

Pythonが使える

これが一番大きいです。私がプログラミングを始めたきっかけの1つはBlenderでPythonを使おうとしたからです。

低品質サイトが少ない

ユーザーが増えすぎると民度が下がってしまうでしょう。

しかし、さすがにユーザーが少なすぎました。基本設定すら分からない所もあり、何度も詰みかけました。

Panda3Dのチュートリアルは日本でもそこそこ見かけますが、ちゃんと完成させた作品はあまり見つけられず、不安にもなりました。

でも公式マニュアルがしっかりしていたので良かったです。

布教したいのでユーザーも増やしたいので　私が解説記事などを書けたらいいでしょう。

しかし、汎用的な解説をするには私の実力が足りないでしょう。

実現するとしても2024年から数年はかかるでしょう。

今の私には良さそうな情報を紹介するくらいしかできないでしょう。

ルール設定

大富豪には数多くのローカルルールがあり、それを全て含めるのは現実的ではないでしょう。

私は日本大富豪連盟の公式ルールをベースにしました。

複雑にならないようにしたいです。大富豪の布教、アナログでする時にももめないように　分かりやすいシンプルなルールがいいでしょう。

禁止あがり（反則あがり）

「禁止あがり」は「2あがり禁止、8きりあがり禁止、Qボンバーあがり禁止、Jokerあがり禁止、スぺ3あがり禁止」など数多くの項目があります。

2あがり禁止

それだけならまだしも、2あがり禁止は、革命中は3が禁止になり2はセーフになるという点で複雑です。（頻度は低いですが）非革命時に2222であがった場合、「革命が起きる前に2を出しているからアウト」「革命が起きた後で上がったからセーフ」の考え方があり、もめる原因になります。

はセーフ？アウト？

スぺ3あがり禁止

これも複雑です。

連盟公式（2024/04時点）の場合、「最後に出したカードがスペードの3の単品」がアウトです。なのではアウトですが、、ならセーフです。

禁止あがり自体は戦略性もあるのでなくしたくなかったです。私は、禁止あがりはJokerだけにしました。「最後に出したカードにJokerが含まれている」が禁止です。Jokerあがり禁止自体は他のゲーム（7ならべ、ページワン、ダウト等）にもあるので馴染み深いでしょう。

連盟公式（2024/04時点）では「2あがり禁止、8きりあがり禁止、Jokerあがり禁止、スぺ3あがり禁止」がありますが、このゲームではJoker以外は複雑になるのでいらないと考えました。

3かえし

これは複雑とは違います。

有名？なルールに「スぺ3かえし」があります。単品のジョーカーに対して、スペードの3を出せる。というルールです。

しかし、私はスペードだけ勝てるだと他のスートが可哀そうだと思いました。なので、全ての3がジョーカーに勝てるようにしました。スートしばりの影響を受けるようにしたので完全に上位互換ではないです。

ですが、さすがにJokerへのマークが厳しくなりすぎたかもしれません。最強のカードなはずなのにいともたやすく返されてしまう。よって他のカードの代用として使うしかなくなるのは良いバランスとは言えないでしょう。

ゲームの進行

連盟公式の1マッチと同じです。4ゲームで1セットを3回繰り返します。（ゲームとは手札を配ってから全員の順位が決まるまで）

セットが変わると階級のリセットがあり、カード交換もしないので、展開が一方的になりにくいようになっています。バランスが良いと思ったのでそのまま真似しました。

得点方式

Ver.1.0時点では、連盟公式と同じです。大富豪:6pt、富豪:4pt、貧民:2pt、大貧民:0pt。※セットの最終ゲームの大富豪は8pt

しかし、今後は他の計算方法の導入もしたいです。

アナログでやる際に不正を防ぐ

ルールを決めたり新しく作る際、アナログでも同じようにしたいです。アナログでは、故意、過失に関わらず、不正ができてしまいます。

といってもカードの交換の時点で審判なしで不正をチェックする方法がない？ので善意に頼らざるを得ないところもありますが、なるべく不正は防ぎたいです。

案1:複雑なルールにしない

複雑だと過失が多くなります。

苦労した点

Joker

難しい点1：革命に関わらず、最強のカードとして使える

といってもここは、簡単な分岐処理で済むでしょう。

難しい点2：他のカードの代用として使える（ワイルドカード）

これは大変でした。カードを選択した時、どのカードに変身できるかを判定する処理が必要でしょう。さらに変身のパターンが複数になる時もあります。「カードを選択した時、どのカードに変身できるかを判定する処理」「パターンを選べるようにする所」「出した後、選んだランクに沿って適切な表示になるように順番をソートする」まで含めて大変でした。